たとえ一文無しになっても自分は幸せだと言えるか

人生・生き方
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例えば、宝くじで1億当たったとしたら、あなたはどうしますか?という問いかけをする記事はよく見ると思います。

逆に、たとえ一文無しになっても、あなたの人生においてやりたいことってなんですか?と問いかける人は少ない。

でもこれが案外、人生において一番やりたいことの本質なんじゃないかと思う。

私に違う視点をくれた人

あまり人付き合いの上手くない私にとって、私の人生に影響を与えてくれる存在は少ない。なので家族や恋人がもたらす影響力は絶大です。

その中でも私の人生の中で最も嵐のような、破壊神のような人がいました。彼は常に私と真逆の考え方で、短い付き合いの中で何度殴り合いの喧嘩になりそうになったかわからないくらい醜い争いを私たちはしていました。

彼は旅行に興味がありませお洒落なものも美味しいもの、綺麗(清潔)な家にも全く興味がありません。食の好き嫌いも激しいので一緒に行ける外食は麺類やマクドくらい。

昔好きだったドラッグは20代後半でやめ、それ以来タバコも吸いません。お酒も体に悪いからと言っていつの間にか飲まなくなってましたし、唯一の楽しみだったギャンブルも私がやめさせました。

彼は適当にお金が稼げて、そのお金で家族(自分の両親や兄弟)が養えて、そしてもし自分に奥さんと子供がいればそれで自分の人生は万々歳だと言います

自分はギャンブルをやめたけど親が遊び(それもギャンブル)で使うお金は無制限に与えてしまいました(私は彼のそういった背景を見て生涯付き添うことを断念しましたが・・・)

私が彼と付き合っている当時、この人はなんて面白くないんだ!人生を楽しむつもりがないのか!と思っていました。いつも自分の国の人とばかりつるんで、外国人と友達になろうと言う姿勢がありませんでした。まぁ、興味の対象が違うのは、違う人間だから仕方のないことなんですけどね。

彼はそれで幸せなんですし。仕事があって、友達といつもゲームをしたり、帰ったら彼女がいて、という暮らしが彼にはとても幸せなんです(私と喧嘩している時以外は笑)

幸せに条件をつけすぎてしまった私

将来こうでなければ嫌だ、だから私はこうしなければならない。彼はこうあるべきだ、とそう言った条件ばかりに目を向けてドツボにハマってしまっていた私。

その裏側では恐らく、希望に満ちた未来を見すぎていたこともあまり良くなかった。

こうしたらきっと私は幸せになれる、と言う幻想を見た時私は、「じゃあこういう未来の為に頑張らなくちゃ!」と頑張り、でもその後現実は甘くないことを思い知り、私の心はペシャンコに潰されていました。

もしも宝くじが当たったら、の先を想像して楽しんで、その後には途方もない疲労感がやってきます。現実は厳しいですからね。

だったらいっそのことマイナスの想像をしたらいいんじゃないのか、と私は極論に走りました笑

その発想に至った経緯

ある日私が実家からオーストラリアに戻った時でした。私の銀行口座がcloseしていました。

実は勧告の手紙も来ていて、「え?これcloseされるんじゃね?」と急いでANZに行ったのですが、答えは「No」私はこの答えに安心して日本に帰ってしまい、オーストラリアに再び戻って来た時には口座はclose。なけなしの$26,000が消えていました。

結局その後紆余曲折を経て$26,000の小切手を1ヶ月後に取り戻し、原因も恐らくこのためだなと言うことがわかったので一件落着だったのですが。

口座がcloseした時にずっと頭をぐるぐるしていたことは、「こうなるとわかってたらなんで今までお世話になった人の為に使ったり、自分の勉強のためにもっと使っておかなかったんだ?」と言うこと。たらればですね。

私はなにかをするために(=自分の幸せのために)お金を稼いでいる、そう思っていた。でも本当は恐怖から逃げるためにお金を稼いでいたことに気がついた(だから使えないでいた)

そして私の全財産がある日突然なくなったら、私の精神崩壊するんじゃないか?とそんな懸念も浮かび上がりました。

本当はみんな幸せを享受するために日々生きているはずなのに、私がいつかの幸せのために日々貯めたお金のせいで、私がダメになってしまうことがあるんだと気が付いた時、

将来お金を稼いでこんなことをしようと思い描きながら頑張ることがとんでもないハイリスクなんじゃないかとすら思えて来ました。

私が強く決意したこと

付き合っていたその当時、その彼から学んだことは本当に数知れず。

そんな彼にもやはり悩みはあります。自分は体が弱いからいつガンになってもおかしくないとか(医者からはオールOKもらってても)自分の体に対してとてもネガティブに考えている人でした。

でも彼はきっと、私ほど人生を重く感じてはいない。自分になにかがあっても誰かがきっと助けてくれる。生きることはそんなに難しく考えなくていいんだよと私に教えてくれたのは彼でした(私の性格上軽く考えることは無理なんですけど笑)

あの時から私が考えるようになったのは、

全財産がなくなっても、強く生きて行けるように心の勉強をしよう。

お金がなくても生きていて幸せだよ、と思えるようにしよう。

全てを失ったら、何をしようか、と考えてみよう、と。

何も持っていなくても幸せな人間。それが世界最強なんじゃないかなぁと考えるようになりました。

 

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