大抵の対人関係は利害関係の一致で成り立つ

人生・生き方

占星術を勉強していて私が時々疑問に思うことは、ビジネスの相手、つまり交渉相手との関係が、結婚する相手と同じ分野であると言うこと。昔の私は恋愛=結婚の脳みそだったのでさっぱりわかりませんでした。

そこで最近私は、進路相談の先生がよく言ってた「就活はお見合いと一緒。お互いがお互いを好き同士だと確認して初めて契約を交わすことができる」と言う言葉を思い出しました。

好き同士と言う言葉を、利害関係の一致と言い直してもいいです。むしろその方が正確ですよね。雇用側は志願者に対して「君たちは会社にどう貢献してくれるのか?」と問います。その答えが会社側の望む答えであれば、利害の一致。契約成立となるわけです。

では結婚相手にどうしてそれが当てはまるのか。

例えば、子供が欲しいと思っている女性と、子供が欲しくないと思っている男性は、たとえ恋愛関係になっていても結婚することができるでしょうか?

結婚だけできたとしても、どちらかが妥協をしない限り離婚する確率は高くなると思います。恋愛の熱は1年か2年で消えてしまいますが、結婚は恋愛の時期を超えても一緒に人生を共にすることになります。

恋愛をする前にお互いの条件を見せ合って付き合いを始めるのが所謂「お見合い」に当たるのだと思います。

恋をしている時、大抵の人はこう思うものです。「愛の力が相手や自分を変える。たとえ障害があっても乗り越えてみせる」でも人間ってそうは変わらないんです。特に一番障害となる価値観は最も変えることや妥協することができない難しい部分。

恋に発展することはあっても結婚がなかなかできない女性は一度「あらかじめ自分の人生の目標(価値観)を設定しておく」ことと「自分は相手にとってどのくらいメリットのある人間かを自覚すること」を考えてみるといいかもしれません。

例えば女性の人生の目標が「子供を授かり、幸せな家庭を築くこと」だとすると、男性側の望みが例えば「家庭と自分をサポートしてくれる人」だとする。お互いがお互いの気持ちを組んで利害が一致すれば、結婚と言うのは難しくないと思います。

そこにどちらかが、高学歴高収入や、ルックスやらと条件をつけて行くと泥沼にハマってしまいます。ハイクラスの人間を引き寄せようと思うと、その人を捕まえる為の並大抵以上の努力をしなければなりません。自分の貴重な人生の時間を、その為に使いたいと言うならばよし。

でもそうでないのなら、これだけは絶対に譲れないと思う価値観は残して、それ以外に目を瞑り相手を探す、と言う考え方も必要なのではないでしょうか。理想は見上げてしまうと雲の上まで登ってしまいます。それは宝くじが当たるのを生涯待ち続けることと同じことです。

そして私たちは意識をしていませんが、これを知らないうちに結婚相手以外にも当てはめています。

  • 例えば、共通の話題で盛り上がることができる友達=一緒にいて楽しいことがメリット
  • 情報交換ができるビジネスパートナー=利益になる情報をシェアできるメリット
  • 師弟関係=師は教えることでお金を得て、弟子は技を得るメリット

要するにギブアンドテイクの関係ですね。

もちろん世の中には無償の愛を与えられる存在と言うのはいます。ですがその無償の愛と言うのは並大抵のことでは手に入れることはできません。無償の愛を知っている人はすでに一度全てを失っているか、全てを持っている人です。

自分や自分の周りの人をそれに当てはめて美化せずに、相手との距離を丁度良いバランスで客観視する必要があります。与えすぎず、奪いすぎず。お互いがこの条件なら一緒にいて居心地がいいね、もしくはお互いに成長できるね、と思える相手を探すことが大事です。

自分を犠牲にして相手に合わせてばかりの人は、それくらいドライに人間関係を考えるのが丁度いいし相手に理想を求めすぎる人は、少し現実を見て制約を緩める必要があるのかもしれません。

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