私が初めてアーリービーチに来たのはワーホリの本当に始めの頃。語学学校に通っていた時でした。はじめは学生寮に滞在していたのですが、オウンルーム週$180と割高のため、暫くすると私はシェアハウスを探し初めました。
学校に通っているため、あまり学校から遠い場所の家は選びたくなかった。そのためシェアハウス探しはかなり苦戦しました。
家賃設定が観光地並みに高い
アーリービーチの家賃は少し高めです。
そんなに清潔ではないのにオウンルームで週$150くらい。
それでも学生寮よりは週$30安い。なのでインターネットで探しまわり、友人にも聞いたり、パブのおじさんに聞いたりして家をインスペクションしまくったのですが、
いやーアーリービーチの家って古いせいなのか、管理が凄く甘いと言うか
めっちゃ汚い!
たとえ$100でもそこには住めないよーと思いながらオーナーにごめんねとメールを送る日々。
クラブもサンダルで行っちゃうようなザ・イージーゴーイングの街だから仕方がないのかもしれませんが・・・
しかし私が住んでいた学生寮にはたびたびものすごく大きなGが出た。それが私にはすごくストレスだった。そして一人で生活していることが多かったため、一人でそのとんでもなくでかいGと戦わなければならなかった。
だからなんとしてもシェアハウスで暮らしたかった笑
そうこうしている間に語学学校卒業1ヶ月前
そう、4ヶ月もアーリービーチで生活していて全く部屋を見つけられませんでした・・・
しかし相変わらず巨大なGにビクビクしながら生きていたので、せめて1ヶ月くらい違うところに住めないかなーと思っていた時でした。
Gumtreeでプール付きの1軒家でシェアメイトを探していると書いている記事を見つけました。早速電話してみるとイギリス人のおじいちゃんが電話に出ました。
実はこれに結構苦戦しまして、おじいちゃんの英語が全然わからなくて会話中「?????」状態。この時に私は若い人とお年寄りの英語の使い方が全く違うことを知りました。パニックに陥っていた私は、まだ私にはシェアハウスは早かった(笑)とかわけのわからない泣き言を彼に言ったのですが、彼は
「早くないよ!大丈夫!とりあえずおいでよ!」
とフレンドリーに言ってくれました。
実際に私がお家に行くと、そこにはとても優しいイギリス人のおじいさんが息子と二人でのんびり暮らしていて、息子さんは仕事でほとんど家にいない状態。滞在期間1ヶ月はほぼ私とおじいちゃんの二人暮らし状態のように気楽に過ごせました。
その家も若干汚くはあった
その家には小さいGもよく見たし、犬2匹を室内で飼っていたので、正直めっちゃ綺麗、と言う家ではなかったのですが、バスルームやトイレは綺麗でしたし、一人でGと戦わなくていいと言う安心感と、
なによりおじいさんとその息子さんが本当に良い人でした。
休日はカヤックに行こうよと誘ってくれたり、ディナーを食べさせてくれたり、イギリスの話しや日本の話しを色々と聞かせてくれました(おじいちゃんは仕事の出張で何度も日本に来たことがあった)
友達も自由に呼んでいいんだよ、と言ってくれて本当にいつでもウェルカムの人達でした。
イギリス人の英語
おじいちゃんの家に滞在していた時に何回か言われて印象に残っている英語があります。
Have you had tea yet?
私はその時素直にお茶をもう飲んだか?と解釈し、確かにその時お茶を飲んでいたのでYesと答えたのですが、
彼は笑って、teaには2つの意味があるんだよ。一つは紅茶のtea、もう一つはmealの意味が含まれるtea。彼は夕食のお誘いを私にしてくれたのに、Yes、と言ってしまったら断ったことになります笑
食事のこともteaと言ってしまうなんて、なんとまぁイギリス人らしいと言うのか。私はこの時に「日本語の直訳で英語喋ってもそりゃあ相手に伝わらないわけだ」と言うことを学びました。
シェアハウスはワーホリの醍醐味
1ヶ月しか滞在しなかった場所ですが、とても愛着の湧いた初めてのシェアハウスの思い出です。私はワーホリの間に他にもシェアメイトと一緒に住みましたが、彼らと過ごした日々は本当に思い出すと幸せで貴重です。
シェアハウスを募集している人の性格は大きく二つに別れると思います。
一つはお金儲け。
一つは誰が来てもいいよ〜と言うフレンドリーな精神を持っている人。つまり人と関わるのが好きな人。
どちらのタイプの人と暮らした方が楽しいのかは言うまでもありません。
あと、性格が大らかな人の方が、ちょっとだけ家が汚いような気がします笑 でもその方がのんびり、ルールに縛られることなく過ごせることを知りました。
シェアハウス選びは、清潔感も大事だけど、人間関係も見て決めた方がいいですね。
コメント