ずっと音沙汰がなかった元彼さん(インドネシア人)から最近連絡がありました。
なんてことはない世間話をした後に、数時間してから、寂しいと言うメッセージがあり、まぁそうだろうなぁと思って返事を返していました。
もしかしたら、友達とまたトラブったのかもしれないし(すぐに敵を作ってしまう性格なので)
ただ単に一人になっちゃった寂しさが今更きてしまったのかもしれないし。
「世の中の全ての人に認めて貰えていない気がする」と承認欲求が今まで以上に悲鳴をあげているようです。。。
幼い頃の母親とのやりとり
幼い頃、母親に自分の存在を否定されながら育った子供は、誰かに理解してもらいたいと言う気持ちを、外の世界に強く求めると言われています。
否定といっても、些細な言葉のやりとりが子供にとっての呪縛になります。
それは危ないからやめなさい。
どうして片付けられないの?
汚さないで!また綺麗にしなきゃいけないでしょ?
どうしてそんなこともわからないの?
こんなところで泣かないで!みんなの迷惑でしょ!
母親にとってこれらの言葉は子育て上つい言ってしまう言葉。子育てに家事にと忙しい母親を責めるのも酷な話しです。
そして同じ厳しく育てられた子供でも、深く傷ついてしまう子と、そうでない子がいると言うことも事実なのです。原因は幼少期にあったのかもしれないけれど、その後子供達の考え方に関わってくるかどうかはその子の個性と、その後の生活環境に大きく関わってきます。
人間関係で住む場所を選ぶのが最善
例えば友人関係に恵まれている子供は、母親に昔から厳しく言われたとしても、承認欲求が満たされていて、自分を肯定できるので、無理に自分を認めてくれる人を探し回らなくていいでしょう。
私のように小中高とあまり合わない学校に行ったことがきっかけで(特に高校)その後見事にコミュ障を発揮してしまう結果もあります笑 元々コミュ障だったのですが、仲のいい子が私立に行ったり、登校拒否になったりして更に悪化しました。
しかしこういう場合でも、自分にとって居心地のいい職場や住む場所を選ぶことによって、承認欲求を満たすことは十分可能です。
環境と言うものがいかに人間にとって大事なのかと言うこと。
自分が心地よいと思える人間関係が、人間の精神衛生上には絶対必要だと言うことですね。
趣味やSNSで友達を作る
住む場所も仕事も変えられない人にはこの方法ですね。
自分の好きなサークルに入ったり、草野球をしたり、何か自分が好きだと思えることで人の輪を作る。
もしくはセミナーに行ったりして、自分の人生のモチベーションを上げることのできる仲間を作ったり、ボランティアで社会貢献することが人生の目的と言うような人と関わるのもいいかもしれません。
つまり、同じ目的の人と出会う、と言うことです。それが趣味であってもいいし、同じ悩みを持つ人でもいいと思います。そういう人は生き方も考え方も似ていて、あなたの承認欲求を満たしてくれる人が多いと言うことです。
一人の時間を作る
孤独を感じると言うことは、自分のことを理解してくれない他者がいると言うこと。
そういう時は意図的に自分一人になれる時間を作ることも大切です。
一人になると、誰かに評価されることがなくなります。批判されることもなく、褒められることもなく、ニュートラルに自分をみることができます。
誰にもわかってもらえないのではなく、人はそれぞれに考え方が違うのだと言うことに気がつくことができます。
一人でいる時、自分の一番の理解者は自分だと言うことに気がつきます。
お互いの精神性を高めるための同志
残念ながら私は元彼さんのよき理解者になってあげることができませんでしたが、私も彼も、苦しい時期を超えて人間関係について深く学ぶことになったのだと思います。
彼と共に過ごしたことで、たくさんの愛情の学びと、たくさんの孤独や苦痛の学びがありました。普通の友達相手では、ここまで強い感情を掻き立てられることはなかったし、ここまで苦しみながら醜い本当の自分を知ることもなかったと思います。
私たちは良い悪いに関わらず、心を強く掻き立てられる相手に出会い、直面した時に、初めて精神的に強く優しく成長できるのではないでしょうか。
精神の学びには、時に孤独も必要なのです。
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