どうやったら幸せになれるのか、それを見失ってしまう程忙しくて、厳しい世の中です。
私も、どうやったら幸せになれるのかわからない20代を過ごしていました。
そんな人の為に私の幸せになる考え方と方法を書いて見ました。
物を買っても幸せにならない
人はものを買うことで少しの間、喜びを感じることができます。
新しい服や靴、新商品の化粧品、居心地をよくする家具、購買意欲をそそるガジェット。
しかしこの幸福感は長くは続かないことをみなさんすでに知っていると思います。
欲しかったバッグを買ったからと言って次の日上司にこっぴどく叱られたら、昨日買ったバッグの存在は頭から飛んで行くと思います。上司に言われたことが辛くてそれが頭から離れなくて憂鬱な1日を送る人もいるでしょう。
買ったバッグはもちろん無駄ではないけれど、それを買ったからと言ってあなたが一生幸せに暮らしていけるマインドを作ってくれるわけではない。
なくてもいいもので周る世界
私達の今の社会はそう言った一時的に喜びを生み出すことしかしないものを提供していくことで経済を成長させています。
なくてもいいはずの24時間営業のコンビニ。なくてもいいはずの超高級な車や住宅。
本当は人間と言うものはシンプルな生き物だったはずです。
ご飯が満足に食べられて、家族が健康で、友達や仲間と楽しい時間を過ごすことができれば幸せだったはず。
それがどうして私達は幸せを感じることが出来なくなってきているのか?
「幸」という文字の意味
「幸」と言う字は手かせをかたどった文字。
どうしてそれで幸せかというと、死を免れて手かせで済んだから。
古代中国の王朝、「殷」の時代の王様はその絶対的権力で人々に重い刑罰を与えて国を取り締まっていました。
残酷に痛めつけられたり、殺されたりすることも多い中で、
手枷を嵌められただけで済んだ人達は、それですら幸せだと感じたと言います。
何か危機的な状況にならなければ、幸せに気がつくのは難しい。
昔の人は生きていくだけで精一杯だった。流行病、貧困、戦で人が殺され、今日を生きていくだけでも大変だった。
今の人はどうだろうか?食品は値段が下がり餓死をすることもあまりない、日本には戦争もない、病気も昔に比べて随分減った。
なのに、何かが足りないと感じる。幸せが何なのかわからない。
それをお金で補おうとしても、幸せを実感できる人はあまりいないのはないでしょうか。
何かを学ぶ、体験する
何かを学ぶことや体験することには、強い幸福感が生まれると言います。
新しい何かを発見すること、見たことのないものを実際に見る。知らないことを知る。
習い事をしたり、旅行をしたり、勉強をしたりして経たその体験は、長く記憶に残り、やっておいてよかったと良い記憶として思い出すことも多いでしょう。
しかもこの幸福感はただ物を買うだけの幸福感よりも長く続きます。
心地よい人間関係を築く
例えその場限りの人間関係だったとしても、それがよかった記憶であればあなたの記憶の中に強く残り、それが幸せの遺産となります。
上記のように、何か体験をした時に人間関係を得ることもあるでしょう。
学び+人間関係 もしくは 趣味+人間関係 = 最高の幸せ設計図です。
体を動かし無心になる
人は普段、考えなくてもいいことを考えて不安になったり不満を抱いたりします。
人と自分の人生を比べて惨めになったりします。
でもそんなことをして今まで幸福になれたことがありますか?
そんなことを考えるよりも、無心になって何かをしていた方が心の安定にもなりますし、幸せを感じやすくなります。
太陽の下で無心になって体を動かすと、神経伝達物質のセロトニンが活発になり、あなたに心の平常心と、長く続く幸福感を与えます。
人が二本の足を持って生まれたことにはちゃんと意味があるんですね。

お金を手に入れて幸せになった人
年収によって人の幸福が左右されることは実はあるとデータが出ています。
800万円以上の年収がある人の幸福度はあまり変わりませんが、
年収200万の人と年収800万円以上の人との幸福度の違いは歴然です。
私は考えるに、年収800万円以上になると、お金の苦しみから解放されること、そして自分や家族に使える時間や自由が増えること、自分の人生について考える余裕が出てくるためではないかと思うのです。
お金自体がそういった幸福を産むのではなく、お金によって生活の安心を得たことで、人は今まで見失っていた自分の人生をやっと取り戻すのではないか。
でも、それはほんの限られた人達が得られる幸福です。そして年収に関係なく幸福を得ることができる人もいます。
収入を多少増やすことは、努力次第ではある程度変えられるかもしれませんが、800万の年収を得るには、会社や世間にどれだけ自分の才能を必要とされるか認められるか、そして上司や影響力のある人との人脈を得るための人徳や多少の運も必要になります。
でも自分の幸福は、自分の努力次第で決められると私は思っています。
どうせ死んだらお金を天国に持って行くことはできません。
それなら、今から幸せな人生を歩みたいと思うのが人の心なのではないでしょうか。
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