私はアイアンガーヨガの指導員でもなければヨガのインストラクターでもないのですが、短い人生の中でなかなかにお金を費やした分野がアイアンガーヨガだったので、ブログでもアイアンガーヨガについて発信していきたいと思います。
厳しい修行と審査を得て指導員になっている
アイアンガーヨガの指導員になるには厳しい鍛錬と継続が必要になります。
認定指導員の元で最低3年間の継続的な練習を行い、その後やっとTT(ティーチャートレーニング)を受けることができます。そしてそのTTですらもさらに3年受講する必要があると言う、気が遠くなる程の長いスパンで指導員の方は勉強し、鍛錬しています。
しかし、だからこそ私たちは安心してアイアンガーヨガの指導を受けられます。アイアンガーヨガと言う名前を背負っている指導員の方なら確実に経験値があると言うことでもあります。
しかも経験値によって指導員にはレベルが設けられているので、その指導員がどのくらい鍛錬を積んできたのかどうかも一目瞭然と言うのもアイアンガーヨガの特徴です。
道具を使うことによって正しいポーズを知ることができる
誰もが初めから柔軟な体を持っているならわざわざヨガをする必要はありません。
硬い体を持つ人や、普段自分の筋肉の使い方を意識していない状態ではなかなか正しいポーズを理解することは難しいです。
そんな時に役立つのがヨガのサポート道具。ブロック、プロップス、ベルト、ボルスター、チェアやブランケット、ウォールロープ、壁、と本当に様々な道具を使うのが特徴。
指導員が正しい姿勢になるように、道具を使って丁寧に指導をしてくれるので、誤った姿勢を続けて故障をするリスクを軽減します。
ヨガ(アサナ)と言うのは一歩間違えると故障する危険性を孕んでもいるです。
一つ一つのポーズを丁寧に教えてくれる
他のスタイルのヨガでもポーズについての解説を丁寧にしてくれる指導員の方はいるにはいますが、アイアンガーヨガの先生は100%丁寧に教えてくれます。
アイアンガーヨガにも太陽礼拝などのフロー(一つの流れに沿って動く)を行ったりしますが、他のスタイルのヨガの先生よりも丁寧に注意点を説明してからフローに入ります。
人数が少ない教室の場合は一人一人のポーズを見て修正してくれる先生も多いですし、その方が自分でセルフプラクティスをする時のための学びになる上、なにより安心してアサナを行うことができます。
これは一度アイアンガーヨガのワークショップに参加して体感してみないとわからないことかもしれません。でも一度参加してみると、いかに人間と言うのは普段無意識に体を使っているか、それによって体を歪め、痛めているのかを知ることができます。
ヨガ好きなら一度は知って欲しいアイアンガーヨガの魅力
アイアンガーヨガの認定指導員になるための制度が厳しいため、なかなか指導員の方を見つけるのが困難なのがデメリット。そのせいかどうもいまいちマニアックな層にしか知られていないイメージがアイアンガーヨガにはあります。
しかし、ヨガを半年以上長く続けている人の中でアイアンガーヨガをまだ体験したことがない人がいるなら、私は「絶対に一度は受けておけ」と強くおすすめします。アイアンガーヨガの指導員の方は、ヨガに対する本気度が違うなと感じるし、そういう人に指導してもらえる時間はとても濃いと個人的には思います。
おすすめ書籍
- ハタヨガの真髄
ヨガ界のベストセラーと言われた有名な本。とても分厚い上にかなり文字が多い書籍なのですが、内容はとても濃いです。改善したい症状に該当するポーズなども書かれてあるので、セルフプラクティスをする際の参考にしています。
- アイアンガーヨガ
題名の通り、アイアンガーヨガの理念に沿ってポーズの解説がされた本。道具を使っているポーズもあります。ここに書かれている道具の使い方はほんの一部でしかありませんが、アイアンガーヨガがどう言う風に行われているのかが写真つきでわかりやすく解説されています。
コメント