最近広まりつつつあるソバーキュリアス(Sober Curious)と言う考え方。
主にミレニアム世代、つまり今の20代に広まりつつある現象のようです。
直訳するとシラフへの好奇心と言う意味です。
ソバーキュリアスの中には全くお酒を飲まない人と言うのもいますが、お酒を飲む量を減らすことで自分の体にどのような影響を与えるのか、実施して体験する人も含まれるそうです。
と言うことは元々お酒が嫌いで飲めない人はここには含まれないのかもしれません。
自分の体を労わるためになるべく飲まないようにしている、あるいは全く飲まない人のことを言うようです。
昔の人はお酒とタバコとギャンブルが楽しみだった
20年ほど前はインターネットの普及がこんなことになるなんて思いもしませんでした。
その頃の人の楽しみと言ったらお酒とタバコとギャンブル(女…)洋服に車でしょうか。
今では娯楽がたくさんあります。私も創作をひっそりとネット上で楽しむ人間です。
スマートフォンで写真を撮ってそれを編集してインスタに載せる。そんなことも立派な趣味だと思うし、noteに文章を投稿している人だって、Youtubeで動画を投稿している人だって、ゲームだって読書だって趣味に入るでしょ。
今若い人達の間で興味の対象となるものがかなり分散されたのだろうなと思うのです。
体は資本と言う考え方
頑張れば頑張るほど成果の出た時代はとっくの昔に終わり、頑張れば頑張るほど損をすると言う風潮になりつつある昨今。
過労死と言う言葉が外国でも広まるようになるほど日本人は体を酷使してきました。
そんな世代の後ろ姿を見たミレニアム世代だからこそ、自分の体は自分が面倒を見なければと言う意識が働くのかもしれません。
自分の体の責任は、自分にしか取ることができない。不摂生が理由で病気になったら治療費だって高いし。世知辛い考え方だけど、懸命だとも言える。
なので先ほどの話しと似てるけど、今の世代って、恐らく健康的になれる趣味も好きだったりする。山登ったりキャンプしたり、サイクリングしたり、スポーツしたりヨガしたり。
お酒飲んで情けなくでろでろのみっともない大人になるくらいなら、お給料は少なくていいから、体を鍛えて健やかな体を保ち、趣味も満喫して精神的に満たされる生活をしていた方が人間らしくて私もいいと思う。私はミレニアム世代じゃないけど。
翌日のパフォーマンスの違い
寝る前のお酒や深酒って睡眠の質を下げるんですよね。
なので寝たのに寝たりない、仕事に行ってもだるくて全然集中できないなんてことになる。2日酔いになったらもっと最悪。
本当に美味しいワインは翌日持ち越さないけど、1杯2000円するようなヴィンテージワイン、普通の小市民がそうそう飲めるわけでもなし。
百害あって一利なし。
団塊の世代ならそれくらい気合いで乗り越えろと言いそうだけど、
仕事に対する姿勢がマジな人ほど、翌日のパフォーマンスに命かけてるから
お酒は飲まないのよ。でも気合いはちゃんと入ってるのよ。
酒は飲んでも飲まれるな
とは言いつつも、質の良いお酒の味を覚えている私は時々良いお酒を飲みたくなる。
普段納豆ご飯を生きているような私でも、お正月やクリスマスなどの特別な日くらいは美味しいものを食べたり飲んだりしたい。
なんでもそうなんだけど、節度って大事だと思う。
例えタバコでも、甘いものでも、ノンアルコールドリンクでも、ジュースでも、ジャンクフードでも、お肉とか、癖になってアホみたいに摂取しちゃだめ。例えお野菜でも食べ過ぎはよくない。
大事なのはバランス。もしかしたらたくさん飲まされるのが嫌で飲み会に行くのが嫌だと言ってた人が、お酒飲まなくていいよって言った途端来てくれるようになるかもしれないじゃない。
お酒なんてただの口実で、そういうのっていつもはしない話しをして親睦を深めることが目的でしょ。
お酒なんて本人の好き好きで、飲もうが飲まなかろうが本当はどっちだっていいのよ。
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