以前に火星のお話しを書いたと思ったのですが、下の記事でさらっと書いただけでした。
今回は火星のエネルギーとはなんなのか、アウトオブバウンズとはなんなのかについておさらいして行こうと思います。
火星の象意
火星はその名前の通り火のエネルギーを司る惑星で、
情熱や行動力、決断力や怒りを表現する時に我々も知らず使っています。
勝負事をしたり、仕事をする時なども火星のパワーを使っているのですね。
実はこの火星のパワーは使わなかったら怒りの感情となって現れてきたりすることもあり、それにより他人に怪我をさせたり、逆に自分が事故にあったり、いじめや暴力にあったりする可能性のあるちょっと怖い惑星なのです。
怒りと行動力のエネルギーは直結している
私が心理学の先生とスカイプでお話しをしていた時のことです。
その当時私は外国人の彼と毎日のように喧嘩ばかりしていて、かなり疲れ切っていました。どうしたら彼との関係を改善できるのかを先生に相談したところ、先生のアドバイスはこうでした。
「marieさんお話している時体が左右に動くんですよ。そういう方はエネルギーが基本余ってるんですよね」
それを聞いてなるほど!とすごく納得しました。
使わないエネルギーは知らない間に溜まっていき、それがふいに怒りの感情となって爆発してしまうことがあるんですね。
先生とお話をしたその時期はちょうど仕事が少ない時で、家に篭っていることが多く、知らない間に行き場のないエネルギーが自分の中に溜まっていき、怒りの感情を抱き易くなっていたようなのです。
その時先生から頂いたアドバイスが、「ボクシングとか出来ると一番いいんですけどね」と言うのだから、これも二重でびっくりしました。
だってこれって火星の象意そのもの!先生は占星術の知識は多分ないと思うのですが、やはり人間が体感して経験則から作ったものが占星術だと思うので、基本的な考え方って変わらないんですね。
火星のアウトオブバウンズ
2020年2月9日〜3月3日は火星がアウトオブバウンズと言う少し規格外な働きを見せます。
言ってしまうと、火がつきすぎてどこまでもやってしまうような状態。手がつけられなくなる状態ですね。
火星は2月17日に山羊座入りしますので、もう今から山羊座火星へとエネルギーの切り替えが行われていても不思議ではありません。
山羊座は社会的地位や立場を得ようとする野心的な星座なので、仕事で成果を出そうとするあまり、体を酷使しすぎたり、他人を利用しようとしたりする合理性が働きすぎないように注意したいところ。
逆にそう言ったことに普段エネルギーを使っていない人には、意欲的に行動できそうな良い面もあるし、コントロール出来なくて失敗する可能性もあるので、常に自分を俯瞰して見てみるのが大事ですね。
自分が今どちらにバランスが傾いているのか、それをよく注意して見る力も必要です。
火星の力をコントロールする必要性
火星のエネルギーを上手く使いこなす方法は車の運転と似ていて、どのタイミングでアクセルを踏むのか、どのタイミングでブレーキを踏むのかと言う単純明快なものです。
慣れていれば簡単に使いこなせるんだけど、慣れていなければ恐る恐る使う。
包丁の使い方、火の使い方もそうですね。一歩間違えると危ないんだけれど、使わないわけにはいかないから、注意して使うことを覚える。それが人間なんですね。
危ないから何もするな!では人間はなにも発展することが出来ないわけです。安全を確保して火を使わなければ冬を越すことが出来ません。
あなたにとって何か怖くて踏み出せないと思っていることがある時、火星の力が衰えている可能性があります。
日本ではなんでもまず一言目に「あれをやめろ!これをするな!」と言われて育つことが多いと思うので、この火星力を抑制されている人が多いように見受けられます(特に女性)
火星力を鍛えるには意識的に鍛えて行くしかありません。
これは他人にやれと言われたからやると言うものではありません。自分で自ら必要に迫られてやらなければならないことです。
火星らしいことをしてみる
火星のエネルギーは使わなければ最終的には自分に返って来てしまうので、それを回避するにはやはり何かしらに使うしかありません。
一番いいのは怖いと思うことにトライすること、つまり何かにチャレンジすることなのですが、それが出来れば苦労はしませんよね。
なので以下のような例から火星らしいアクションを取ってみると言うのも一つの手です。
- 火を使って料理をする。
- 包丁でたくさん食材を切る。
- ボクシングなどのスポーツ(勝負)をする。
- ジョギングをする。
- 赤いものを身につける。
- キャンドルの火を3分間見つめる。
この中で何か習慣化できるものが良いのではないかと思います。
なんでもそうなのですが、1日やってはい終わりと言うわけにはいきません。
火星の力は毎日使うもの。出来ることから毎日コツコツやって行きましょう。
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