小さい頃から根っからのコミュ障だった私には、友達と呼べる人があまりいませんでした。
自分がクラスの中でも浮いた存在だと言うのは理解してはいても、どうやったらクラスに上手く馴染めるのかわからず、結局大学生になっても一部の友達としか話しをしませんでした。
次第に私は周りの顔色を伺って行動するのが嫌になり、できることはなんでも一人でこなすタイプになって行きました。
まぁ、それは今でもあんまり変わらないのかもしれないけど笑
けれど私のマインドが劇的に変わったのは、オーストラリアに旅立ったことがきっかけ。
多種多様な人種と同じ家で生活すると気がつくことがある
私がアーリービーチで語学学校に通い始めた頃は、まだ一人ぼっちの方が気が楽だなぁなんて思ってました。あの時は英語も不慣れだったので仕方がないのかもしれません。
その後タリーに移動して、一緒に住んでいる人から仕事を貰ったり、友達になって情報交換をしている内に、相手への感謝の気持ちが湧いてきたり、もっとこの人達のことを知りたいと次第に思うようになりました(それでも他人から見たらかなりの人見知りでしょう)
また、国籍が違えば考え方がかなり違ってきます。
小さい日本の中で思い悩んでいたことが嘘のように、彼らと話していると視野がひらけてきます。日本人が考えている生き方を自分に当てはめてしまうととても息苦しかったのが、違う国籍の人と話しをしている内に「そんな考え方もあるんだ」と気がつくと、自分の考えてることがそんなに世の中の常識ではないことに気がつき、人付き合いが楽になります。
人付き合いが辛くなる理由の一つとして、人間は「こうあるべき」に囚われて生きているからだと思うんですね。けれど私達の考える常識は、彼らにとっては非常識だとわかると、今まで色んなことに気を使っていたことが「自分が勝手に気を回していた」ことだと理解できます。
日本でも同じことができる
もし他人と一緒にいることが辛いと思う人は、一人になってみるといいと思います。
私が20代前半の時は積極的に一人(ソロ)活していましたし笑
一人にならないとわからないことってたくさんあると思います。一人で生きて苦労してみて初めて他人のありがたみを感じることもあるかもしれない。寂しくなって誰かと話したいと思うこともあるかもしれない。
私のように海外に行くお金がないと言う人は、日本でもできる限り環境を変えてみて欲しい。
例えば、家を出て一人で生活してみたり、シェアハウスに住んで見るのもいい。
人の価値観や人間関係はほぼほぼ親から受け継いでいることが多く、人間関係の負のスパイライルから長年抜け出せないのであれば、今住んでいるところから極力離れる方がいい。
また、日本人だと気を使ってしまうが、外国人となら友達になりやすいケースと言うのもある。私の外国人の友達も常々言うことなのですが「日本人はなんでもかんでも気にしすぎ」なんです。
その性格がアダとなり、外国人と付き合うことにストレスを感じる人もいますが、私は彼らの自由に行動する姿に感銘を受けましたし、いつも楽しそうに生きている姿に感化された部分が大きいので、試してみる価値はあると思います。
また、なかなか実家から出られないと言うのであれば、1泊か2泊の短い旅行なら、台湾や香港にはいけると思います(これを書いている2020年は厳しいですが…)
そこで友達なんてできなくても、気さくに声をかけてくれる彼らに驚くこともあると思います。海外では知らない人にも挨拶をするのが礼儀の国も多いです。
一人でも別に気にしない
そうは言っても、一人でいることも別に悪くはないと思います。どちらにもメリットデメリットはあります。
人といることや一人でいることに固執せずに、必要な時に人と関わればいいし、煩わしいなら一人になる時間を作ればいい。
誰かと話す機会があるのなら気軽に話してみる。それくらいの気持ちで生きているのが人生を楽しめる気がします。
コメント